【学びレポ】オキシトシン(幸せホルモン)の増やし方について

この週末、子ども達を実家に預け、学びの時間を過ごしてきました。

久しぶりの東京で、人の多さに圧倒されつつ…

貴重なインプットの時間を楽しんできました。

 

今回参加したのは、自然療法の国際総合学院(IMSI)主催の、1日がかりのイベントで、

盛りだくさんの内容でした。

中でも特に、山口創先生の「タッチケア」のお話が、とても面白くて。
今まで自分がしてきたことの意味、自分の原点について、再確認させてもらったような気がして。 嬉しかったです。

(穏やかで優しい語り口の、素敵な先生でした!)

「幸せホルモン」と呼ばれる、オキシトシン。

皆様も、一度は耳にしたことがあるかと思います。

体の中でどんな働きをしてくれているか・・・ご存知ですか?

・子宮収縮作用(促進剤に使われています)

・抗不安作用

・抗うつ作用

・ストレス抑制

・心臓と血管を強くする

・炎症抑制

・食欲抑制作用

・痛みの緩和

・愛情と信頼を形成する

オキシトシンが体に及ぼすよい影響は、こんなにも多岐にわたっています。

 

今の時代、オキシトシンの噴霧剤(鼻から吸いこむ薬)は、ネットでも手軽に入手できてしまうのだそうです。

今後、自閉症の治療薬としても、開発が進んでいく方向とのことでした。

しかし、高濃度のホルモン剤を噴霧しつづけることは、次第に効果がなくなってしまうだけでなく、自分の体の中で作りだす能力も低下してしまう恐れがあるので、安易にお薬に頼らず、まずは自分自身で作り出せるようになることが大切だと、お話ししてくださっていました。

 

 

オキシトシンの分泌を増やす方法・・・それは!

・スキンシップ

・人に親切にすること

・優しい言葉かけ

・ストレス発散

・五感の快

・瞑想

などがあるそうです。

 

中でも「スキンシップ」は、ただ闇雲に触ればよい というものではなく、

「安心できる関係性」「ゆっくりした速度」「優しい気持ちで触れる」

ことが重要なのだそうです。

 

そして、この研究結果には驚いたのですが・・・

「施術を受ける側よりも、施術する側のほうが、より多くオキシトシンが分泌される」

というデータがあるそうです。 すごく面白いですよね!!

 

手で直接、肌に触れていく、マッサージの仕事。

看護師の仕事。

子どもに触れること。お手当。

・・・振り返れば、私はずっと「タッチケア」に惹かれ続けてきたんだなぁ。

これまで無意識にやってきたことを、より意識的に。

「タッチングの質」を上げていきたいなぁ~!と、改めて思いました。

 

私もお客様も、お互いに・・・

たーっぷりとオキシトシンが分泌されるような、スペシャルな空間と時間を提供する。

それが私のお仕事なんだ!と、胸が熱くなりました♪

 

 

午後には、大好きなハープ奏者 安生正人さんの演奏を間近で体感するセラピーを受けさせていただきました。

 

私のために、即興で演奏してくださった優しい音色。

音の波動を全身に受け、浄化されるようでした。

 

沢山の人があつまり、騒めく会場の中で。

私一人、フカフカの落ち葉の上に寝転んで、冬のぬけるような青空を眺めているような…

そんな静かな時間を全身で味わいました。

 

おむすびの会主催 大門佳代子さんの心のこもったスイーツ&ホットドリンクもいただき、ほっこりと癒されました。

 

(食べかけ…笑)

 

mioセラピスト 大野薫

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